映画刀剣乱舞乱舞黎明、公開おめでとうございます!!
普段は2.5次元演劇の公演情報などを紹介していますが、今回は感想記事です。
『映画刀剣乱舞-黎明-』4DXを公開初日に鑑賞して来ましたので、そちらの感想を書きたいと思います。
刀剣乱舞に関する管理人のプロフィールはこんな感じです。
という訳で以下、映画刀剣乱舞黎明の感想です。
映画刀剣乱舞黎明とは?
映画刀剣乱舞黎明とは、オンラインゲーム『刀剣乱舞-online-』を原作とする実写映画です。
刀剣乱舞シリーズの実写映画としては2作目となります。
しかし、前作『映画刀剣乱舞-継承-』とは関連性がないシナリオになっているため、映画刀剣乱舞黎明が初めての『映画刀剣乱舞』という方も、全く問題がないストーリーです。
世界観・キャラの名前についても、映画だけで把握できるようなつくりになっています。
出演される刀剣男士の方は、多くが舞台刀剣乱舞(刀ステ)で刀剣男士を演じられている方ばかり。
刀ステファンはもちろん、刀剣乱舞が好きな方や、刀剣乱舞を知らない方も、刀剣男士の魅力を知ってもらえるようなキャスティングになっています。
上映期間や上映館、キャストなどの詳細はこちらの記事でご確認ください。
ここが良い!映画刀剣乱舞黎明4DXの感想
ここからは、管理人が思った映画刀剣乱舞黎明4DXの良かったポイントを挙げていきます。
刀剣男士カッコ良〜〜!!!
な〜〜んにも言うことないです!!!サイコー!!!
ステで各男子を演じられている方々だけあって、やはり刀剣男士らしさというのは格別でした。
2.5をご存知ない方からすると、声だったり身のこなしだったりが不安だったりするかもしれませんが、どちらも非常に満足度が高いと思います。
特に声は、もうめちゃくちゃそのもの!
小烏丸なんて保志さんの声そのものすぎてびっくりしました。
前作って少し声や滑舌が引っかかったり、若手の俳優さんが多かったこともあって、ベテランの歴史上の人物キャストさんに対して引けを感じるところがあったのですが、今作はそれも無くなっていたような気がします。
何せ四年も経っていますし……笑
また、源氏兄弟は今回が刀剣乱舞シリーズ初出演のキャストさん方。
ミュージカルの源氏兄弟や、原作に思い入れが強い方は少し抵抗感があるかもしれません。
というか管理人がそのクチでした。
そう思ってたんですけどね、観た瞬間、いや源氏めちゃくちゃ良えやん〜〜!!!!ってなり。
膝丸とかめっちゃ膝丸の声顔動きなんですよ、びっくりした。
兄者も登場すぐは若干ぎこちないかな〜と思ってたんですが、途中途中、「斬っちゃえばいい」とか「源氏万歳♡」とか「大雑把に行こう」とか、いやこれめっちゃ兄者〜〜!!!ってなりました。
源氏は二振りとも極だったんですけども、いやこれは極の動き・振る舞いだわ……と納得できる良さ。
殺陣も最高だったんですけど、長くなって来たので次の項目でお話しします。
殺陣・アクションが凄すぎ
殺陣すっごい!!
特にあの、長義とまんばと三日月で三つ巴の殺陣をするところがあるんですが、そこがあまりにも好きでした。
効果音やCG、VFXの効果もあって、迫力がものすごい。
カメラワークが利用できるのも映像作品ならではの強みだなと思いました。
4DXだと、刀剣男士達が闘うたびに、座席が揺れたり首元に風が来たりしていたのですが、刀剣男士達はこんな動きまくりながら普段闘ってるの…!?となりました。
あと長谷部のバス格闘・源氏の空港共闘も良かったですね…!
長谷部は一人であの量の時間遡行軍を相手しているのに痺れましたし、源氏は2人で共闘しているからこその立ち回りがめちゃくちゃテンション上がりました。
やはり刀剣乱舞は刀を振るう男士達がメインである以上、殺陣がカッコよければカッコ良いほど良いなあと思うので、今回の映画刀剣乱舞黎明の殺陣はめちゃくちゃ大満足です。
もうこれは二次創作で見た『現代遠征する刀剣男士』
今回、メインになるのが2012年ということで、まあもう10年は前なんですけども、現代が舞台というのが一つ大きな注目ポイントだったのではないかなと思っています。
で、仮の主や現代に生きる一般人達と、刀剣男士達の絡みはやっぱり期待があったと思うんですけども。
これもやっぱり最高だった!
一般人を「はぁい!」のウインクで魅了してなんとかしようとする三日月宗近、抹茶らてまきあーとを気に入って二杯目まで飲んじゃう三日月宗近、「はっはっは、近う寄れ」「触ってよし」と言いながら一般人との写メに対応する三日月宗近(カフェの中)、そしてそれに振り回されるJk審神者ちゃん。
……いやこれ二次創作で見た!!笑
めっちゃ面白かったです。
あとギャル審神者と長谷部も、「へっしー」って呼ばれてるし、長谷部は「何でこんな小娘と」って言いながら荷物持ちしてあげるし、高速バスでお弁当食べるギャルの隣で長谷部は直角に座ってるし、でも通路側確保してるし。長谷部そういうとこやぞ。
神主審神者は落ち着きが凄かったですね!極の源氏二振りを従えるのに相応しい貫禄がありました。
公務員審神者と長義は思ったより情報量がめちゃくちゃ少なくて、梅津さんも「映画にない部分を色々想像していただけたら」って言ってらしたので、そういうことなんだと思います。
でも長義が瀕死になったあと帰って来たら公務員審神者くんめちゃくちゃ嬉しそうにしてたし、別れの時も長義は割と名残惜しそうで、涙腺にグッと来ました。
黒服の国家公務員集団の前に立って従わせてる長義マジで最高でしたよ!!
こういう、刀剣男士と一般人、みたいなのが大好きなので、たくさん摂取できて嬉しかったです。
アツすぎるラストシーン【重大ネタバレ含む】
ここはラストシーンの超重大なネタバレを含むので、未視聴の方は読み飛ばしてください。
ラストシーン、びっくりしましたよね!?
各本丸から派遣されて共闘、あまりにもアツすぎる。
聞いてないよ!!!って本当にびっくりしました。
不動くんは京都なんだ……とか、清光〜〜!!ってなったりとか、染鶴と健鶴がどっちも出て来て大混乱したり、倶利伽羅江もいて。
そしてミュの石切丸ですよマジでびっくりした!!
そこまで皆ステの方が出ていたので、まさかミュの方が出てくると思わなくて、親の顔より見たパッパを見た時もうマジでボロボロ泣いてました。
しかも台詞があって………ミュ本丸から派遣されて来てくれたんでしょうか。
ありがとうパッパ…………
また、仮の主と刀剣男士達の別れも泣けました。
特に長谷部と実弦ちゃんがしんどくて……バスの中で水五則を言ってた時点でアレ?とはなりましたが、そりゃ黒田は仕方ねえわ〜〜……………と思いました。
長谷部夢女の友人が「黒田の子だったら良いわ……ってあの瞬間完全敗北した」と言ってたのがちょっと面白かったです。
4DX
以下、4DXの良かった点です。
- 刀剣男士に斬ってもらえる
- 刀剣男士の顕現の匂いが嗅げる
- 三日月の神通力にかかれる
- 山姥切国広に肩を抱き止めてもらえる
- 長谷部と高速バスに乗れる
ほぼずっと動きっぱなしで飽きない!っていうのも良かったと思います。
高速バスのところはめちゃくちゃ面白かったです。
マジで高速バスの揺れでした。
時間遡行軍目線で刀剣男士に斬ってもらえたり、例のシーンで首を刎ねてもらえたり、例のシーンでまんばに抱いてもらえたりもします。
あとこれは劇場によるかもですが、桜が舞っているところは桜の匂いがしました!凄かったです。
4DXとても面白かったので、気になる方は是非一度体験してみてください。
映画刀剣乱舞黎明4DXのやや残念だった点
概ね面白かったと思える作品ですが、やはり少し残念だなと思うところもありました。
それは、情報量が多すぎて作品内で処理しきれていない、という点です。
正史のために殺された人間はどうなっても良いのか、というテーマを通すなら、不完全燃焼感がありました。
また、平安時代の話も一瞬で終わってしまったのが残念なところ。
道長とか安倍晴明とか本当に出番が一瞬で、あれだけ豪華な俳優陣を起用しているのに……と残念ではありました。
3時間に引き延ばして、もう少しいらないシーンをカットして、うまく構成する方法もあったのではないかなと思います。
また、一般人と刀剣男士の話は個人的にとても好きなのですが、一般人同士のシーンが多すぎるかな、とも思いました。
観客はきっと刀剣男士が観たくて来ている人がほとんどだと思いますので……
映画としては良いのかもしれませんが、伊吹君の弟の死や虐待に関する描写のシーンはどこまで必要だったか?とか、琴音ちゃんの説得のシーンとかももう少し刀剣男士を絡められなかったか?とは思ってしまいます。
そして逆に、三日月と琴音ちゃん以外の仮の主と刀剣男士のエピソードを増やしてほしかったなと思います。
というか円盤特典でスピンオフを待ちたい!笑
あとこれは残念だった点と言いますが、4DXの注意点ですが、2時間ジェットコースター乗りっぱなしぐらい揺れるので、三半規管に不安がある方はおすすめしません。
映画刀剣乱舞黎明4DXの感想!初心者でも観れる?審神者歴7年の正直感想まとめ
何の有益性もない感想記事にお付き合いいただきありがとうございました。
色々と書きましたが、全体の感想としては、
映画刀剣乱舞黎明サイコ〜〜!!また観たい!!!
です。
とっても面白い作品なのに間違いはないと思います!
審神者の皆様はもちろん、刀剣乱舞を知らない初心者の方でも十分楽しめる作品だと思いますので、是非一度、もう一度、劇場へ足を運んでいただければ幸いです。
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